ドリームキャッチャーはドリームをキャッチできるのか?ヒュ~~…(寒)

寒すぎるタイトルで始まりました。自分で読んでも悪寒しかしません。寒波のせいで風邪でも引いたかしら?


ということで、本題。

昨日(13日)ガールズグループDREAMCATCHERがデビューしましたよ。ダルシャと事務所が同じなので、彼女たちの妹分という位置づけのグループです。

ダークかつミステリアスな雰囲気を醸し出していて、なかなか良くないですか♪


DREAMCATCHERの由来はタイトルのソレとは違うよ


ところで、グループ名のドリームキャッチャーって、タイトルに書いたような夢をキャッチするぞ!的な抱負が含まれたグループ名じゃなくて、実際はネイティブアメリカンの装飾品のドリームキャッチャーのように、悪夢を祓ってくれる女の子たちという意味合いを込めてつけられているみたいよ。


メンバーに見覚えがあるなら結構なK-POPマニア

というのも、デビューと言いましたがぶっちゃけ再デビューという言葉がふさわしいグループなのです。2014年にデビューし、「おてんばミンスで~す!」が挨拶フレーズだったMINX(ミンス)という5人組のガールズグループがいました。


MINXといえば、デビュー曲の「ウリチベ~(なんでウチに来たの?)」は私の中ではけっこう印象の残っている曲で、好きな曲でもあったんですよね。


MVも元気はつらつ健康的で良かったし。 

 でも、それっきり1年近く全然出てこなくてやっと戻ってきたと思ったら先輩グループのダルシャがリリースしたことのある曲のリメイク曲だったんだよね。

でも、この曲もぜんぜん悪くなかったんだよ。夏らしくて可愛らしい曲で。 

なのに、結局そんなに存在感を残すことができないまま、同じ事務所から新しいグループが出るってんで「ありゃ…MINXは見捨てられたんかい」と思っていたら、MINXのメンバー丸々5名に新たなメンバー2人を加えた7人でグループ名を変更して新たなグループ「DREAMCATCHER」として戻ってきた次第です。


というわけで、ドリキャ(勝手な略し)はここ最近多い「リサイクル」グループというわけです。 個人的には曲調も良かったし、もう少し踏ん張ってミンスのまま「新メンバー2人加入しましたよー!」でも良かったような気がするんだけどね。MINXファンも納得しきれていない人が多いみたいで、メンバー全員欠けることなくニューグループにいるのは嬉しいけど、ドリキャ発表前になんの説明もなくMINXの各SNSが削除されたりで、その界隈は騒然としたらしい。


ミンスのMVと見比べてみても分かるように、ミンスが「おてんば娘」をキャッチコピーにさわやかで若々しいイメージで打ち出したのに対して、今回のドリキャは神秘的でちょっぴりダークな感じのコンセプトになっていて、かなり真逆イメージのリニューアルとなってます。既存のメンバーたちにもはつらつさや元気娘!みたいな雰囲気はほぼなくなっているので、これで顔だけ見て「あれ?見たことあるぞ!?」となった人は、相当なK-POPマニアかと思いますw


MINXが好きだった人もきっと改めて好きになるDREAMCATCHERの世界

ミンスのコンセプトや曲も好きだったけど、実は個人的には今回のドリキャの雰囲気や曲調もけっこう好きなんですな。ダンスのキレもいいし曲も悪くない。なんとなくだけどヨチン(清純派)のダーク版のような感じもする(たぶん、ロックテイストのアレンジのせいだと思う)。もしくは今回の曲に関しては、OH MY GIRL 「CLOSER」のダーク版(どっちにしてもダークになる)と言ってもいい。次からガラッとコンセプトを変えるんじゃなくて、しばらくミステリアスな雰囲気の曲を連発すれば、他のグループから頭一つ抜き出たヨチンや、注目度がアップしたオマガのように差別化できて上手く目立つんじゃないかな~と期待。


ただね、衣装だけは「ダッサ!!!それなに?(〇_〇)」って感じだけど。


今回、シングルアルバムでのリリースでタイトル曲ともう一曲収録曲があるだけなんだけど、この収録曲「Emotion」は、タイトル曲とは対極の可憐な感じのバラード曲ながら、とりあえず収録しとけ!てきなやっつけ感(退屈なバラード曲)はなく、なかなか耳触りのいい曲に仕上がっていておすすめです!


今年始まってまだ約半月ながら、この間、BONUSBABY(新人),AOA,AKMU,APRIL,TopSecret(新人),WJSN(宇宙少女),NCT 127,MIXX(←MINXじゃないよ),VARSITY(新人),VROMANCE,DAY6,神話,SONAMOO,HELLOVENUS,I…と、結構なラインナップで曲がリリースされてます。


ただ、ここまで特にガールズグループは期待外れの楽曲が多くて、「ぬお!これは!!」的な曲に当たっていない中、ドリキャの曲は収録曲も含め、今後の期待値の高い仕上がりで出してきた感があります。ぜひとも!ぜひとも!!この路線のままでカムバして欲しい(ただし、衣装はどうにかして…w)

三栗あいのK-POP LOVER

年間1000曲以上のK-POPを聴き比べるK-POP評論家/研究家… K-POPの中心であるアイドルグループから、ソロアーティスト、バンドグループまで、韓国音楽を自由に泳ぎ回っては、好き勝手に語ってます。